お食事について
見た目にもこだわった
美味しい食事のご提供に向けて努力しています。
年齢と共に味覚は変わる
30歳を境に胃液の分泌量が減り、脂っこいものの消化が難しくなります。もっともこれがヘルシーな食生活にシフトしていくきっかけになるのなら、そう悪いことではありません。さらに年齢が上がると今度は味覚そのものが変化、というよりやや鈍くなってきます。高齢者の方は、5種類の味覚のうち特に「塩味」を感じ取るのが苦手になるため、若い頃より濃い味を好むようになり、塩分の過剰摂取になりやすくなります。
食事提供のポイント
- 食品の持つ本来の味を引き出せるよう工夫して調理しています。
- ダシは昆布・魚などで自然な味を引き出し薄味でも風味豊かにおいしくいただけます。
- 塩分を多く含む麺類や漬物などは献立から避けています。
- 高カロリーの食べ物は使用せず、低カロリーのデザートや新鮮なフルーツを食事にお出ししています。
- 血糖値の上昇を穏やかにするため野菜や海藻など食物繊維の多い食材を意識的に取り入れています。
一人お一人に合わせた食事
その人にあった食事形態でお出ししています。
月に1回の職員会議、年に2回の家族会議で意見をいただき、反映させて、見た目にもこだわった美味しい食事のご提供に向けて努力をしています。ご要望に応じて、栄養補助食品もご提供しています。